ぐっすり眠りたければ、読まない方がいいです。

量子論って、不思議に満ちていて本当に魅力的ですね。

だけど、昨日もお話したように、哲学ってやつはさらに、「物質は存在するのか?」って問うわけですよ。

何がどうしたらこんなこと考え始めるんでしょうね?
頭が良すぎるのか、それともイカレてんのか?って話ですよ。


でも、これって面白い事に、よく考えるとその通りなんです。


哲学は長いこと、「主観と客観の一致はあり得るのか?」ってことを問題にしてきました。
自分の目で見たことと、相手の目で見たことの、完全一致はあるのか?という問いです。


ここに青いコップがあります。
嫁さんが見ても、13歳の娘が見ても、青いコップと言います。

ですが、僕がその「青」を、寸分たがわず同じ色であると、証明することが出来ないんです。
それどころか、同じ像を見ているかどうかすらわからないんです。

なぜなら、僕以外の人の目を使って見ることが叶わないから。

だから、共通認識(青いコップ)だけがあって、本当は、僕が見ているものと、あなたが見ているものはまったっく違う像をかたどっているのかもしれない。

さらに言うと、この世界には、自分以外が存在するのかどうかすらわからない。

僕がこの目で見て、この耳で聞いて、この脳で判断するということは、すべての臓器が嘘をついていたら、僕は何一つ、事実を持っていない事になります。

他人の存在も、自分の脳がねつ造したものかもしれません。

世界は存在せず、あるのは自分にあらわれた「世界像」だけ。
これを「独我論」と言います。


でも、どう考えても、現実としか思えない。
目で見てるだけならまだしも、触れて、熱を感じることだってできるわけですからね。


だけど、科学的にはすでに、脳は現実を写し取っていないことがハッキリしてしまっているわけじゃないですか。

あなたが見ているものは、現実の形でも色でもないんです。
反射した光を目が集め、電気信号として脳に送り、脳が立像させているだけです。

リアルすぎて「疑えない」だけなんですよ( ̄ー ̄)