あなたの脳を操っているのは誰だ?

僕らが住んでいる世界は、どこまでも、疑えるとお話しました。

このパソコン、椅子、机、地球、宇宙。
存在の証拠を示してくださいと言われても無理ですよね。

「これが証拠だよ」
と、見せてくれても、僕が世界を、つまり証拠を疑っていますからね。

これ、よく考えるととんでもない話で、本当に眠れなくなりますよ。


だって、物理的に存在しているものが疑えるのならば、時間はどうですか?
時間という概念が「ある」と思えるのであれば、疑えるってことですよ。


時間だけじゃないですよ。

この思考。

これ、僕が本当に考えているんですかね?
それとも、誰かに考えさせられているんですか?

誰か教えてください。


アマゾンの奥地に、ヤノマミという部族がいます。
彼らは、他の文化から隔絶されており、独自の宗教と世界観を持っています。

ヤノマミの女性は出産するとき、森に入っていき自力で出産するそうです。
そして、赤ちゃんを産むと、精霊の子か、人間の子かを決めるんだそうです。
母親自身が。

で、人間の子だったら、母親が抱いて村に戻ってきます。
しかし、精霊の子だったら、バナナの葉にくるみ、シロアリの巣に入れて、食べさせてしまうそうです。

そして、最後に母親が、白アリの巣に火を放ち、煙と共に天に返すとか。


彼らは言います。

「嬰児は精霊か人間のどちらかだ。
人間ならば村に帰る。精霊ならば天に帰る。
あの妊婦は一人で帰ってきた。
したがって、生まれた子は精霊だったのだ。」

これは、演繹(えんえき)と呼ばれる推論方法です。


これほどの、文化、宗教、世界観、倫理の違いがありながら、推論が演繹法です。
僕らと同じ推論方法が、元から彼らの頭の中にあるんです。


脳にプレインストールされていたのか?
それとも、誰かに脳を操作されているのか?

どっちにしても、共通のルールがあることだけは、確かです。