フロイトがあなたにした洗脳

ジークムント・フロイトをご存知ですか?

彼は精神分析学の創始者で、人文科学のあらゆる領域に影響を及ぼした思想家です。
最近注目されるようになった、アドラーの師匠ですね。

フロイトの説は最近では、あまり評価されていませんが、彼の最大の仕事は
「無意識」
という概念を提唱したことでしょうね。


あなたが今、無意識領域を信じているのは、全部フロイトのせいなんです(笑)


心理学者でこれほど有名な人はいませんが、一方で、彼ほど非難の対象になる人も珍しい。

彼は、自分の高弟たちからも批判され(アドラーもその一人)、今では「原因論」として片付けられてしまっています。

が、

面白いのは、アドラーの目的論がうまれたのは、フロイトを原因論として定義づけたから。
それの対比で、目的論に行きついたんでしょうね。
つまり、アドラー心理学は、フロイトの思想をもとにしているんです。


フロイトの発見以来、人文科学では、無意識領域の存在は当たり前だと思われています。
無意識領域を批判する人もいますが、そういう人も「あ、無意識にやっちゃった」ってことあるんですね。

で、もっとすごいのは、無意識領域は文字通り、「意識できない」ということ。
なので、みんな意識するのを諦めていることなんです。

これは非常に面白い現象で、
みんな、無意識領域にいたるまでに、意識してやっていたこととか、無意識にやってしまっているくせなどを自覚して、意識して直したことも、忘れちゃってるんです。

無意識領域は、いじくりまわせないと、それこそ無意識に思い込んでるんですね。


人の発展には四段階あり
1.無意識の無能
2.意識の無能
3.意識の有能
4.無意識の有能
というプロセスを経て、いろんなことが身に付きます。

つまり、無意識領域は変化しているんですね。


1~2に至る変化は、人に指摘されたりして、気がついたとき。
自覚した段階で、もはや無意識ではいられないんです。

2~3では、なんとか意識すれば、クセなどをださないとか、上手くできるとか。

3~4の段階で、また無意識化される。
今度は、意識してやっていたことを、無意識領域にまで高めることができた。

こうやって、いつでも、無意識領域は変化しているのです。


まずは無意識領域にある、何かを意識化すること。

他人様に指摘されたことに反発するなんてもったいない。
失敗してしまったことを嘆いて、放置するなんてもったいない。

自覚したら、意識領域が広がります。
そこから、発展がはじまるんですよ。


意識と無意識っていうのも、幻想かもしれませんけどね。