物事に意味なんかないよ

4年ほど前、僕には師匠がいました。
非常にフランクな人で、現象学はその人が情報の出元です。

今は付き合いがないのですが、師匠は
「すべてのことに意味なんかないよ」
ってよく言っていました。

意味付けしているのはお前だって。
かと言って、ニヒリストじゃないんですよ。
積極的に意味付けしていくほうで。

師匠の事はそれくらいにして、
仮に物事に意味がついていないとすると、すべてのことは誰かの仮説か価値観ということになりますよね。


先日のこと。
嫁さんがPTAの役員会に行きました。

そこで、仲のいい友達と会ったそうです。
で、その友達から
「Kさんて意地悪なんだよ。だって、前に一人だけ連絡網回さなくってさ~」
って話を聞いたそうなんです。

嫁さんもそのKさんを知っていたのですが、大層自分の感じ方と違ったことに驚いたそうです。

嫁さんは、Kさんを
「天然ちゃん」
だと思っていたとか。

この食い違いすごいですよね。


その後、今度は運動会がありました。

嫁さんは、Kさんと運動会の役員が一緒だったので、色々やりとりしてみたら、
「天然ちゃん」
を確信したそうです。

「ほんわり、何かを忘れちゃう」そうなんです。
だけど、すごい美人だとかで、それで、冷たく見えるんじゃないかって言ってました。

どうですか?
この洞察。

嫁さんと友達との食い違いもさることながら、嫁さんは、どんどん
「自分が確信した通りに」
Kさんを意味付けしていくんです。

本人は知らないところで、いろんな話になっていく。

「あ、師匠の言ってたことって、これなんだな・・・」

人間てどこまでも、
「自分の見たいように」
世界を見ているんですね。