ジャッジメントで変な事になる

概念っていうのは、言葉の意味のことだと思ってください。

例えば、四本足で、口と鼻がとがっていて、毛むくじゃらで、「ワン」と鳴き、舌を出す癖のある哺乳動物のことを、僕らは「犬」と呼んでいます。

今の、回りくどい説明の部分が概念ですね。
犬の共通項と言ってもいいでしょう。

で、概念ではなく「犬」の方。
こっちを「名辞」って言うんだそうです。

名辞っていうのは、単に名札のことですね。

面白いのは、
名辞が複数あり、概念が一つのものと、
概念が複数あり、名辞が一つのものがあります。

例えば「武士」
これは、「侍」とも呼ばれますね。
もっと古い言葉では「防人」とか言うんですよね。

どれも、武人(ぶじん)のことです。

「先生」と「教師」と「恩師」なんてのもありますね。

一方、
「円」というのは、
・日本の通貨単位
・丸
という概念を持っています。

そして、概念が二つ集まると、ジャッジメントとなります。
「犬」は「動物」であるとか、
「硬貨」は「金属製」であるとか、
「雨」は「不愉快」だとか、
「彼」は「豪快」だとか、

この、ジャッジメントに評価(感情)を入れてしまうと、誰にでも当てはまることではなくなってしまいます。
つまり、論理が破綻しているんですね。
その論理でいくら考えても、循環するか矛盾に陥るだけです。

しかも、このジャッジメント、正確であるとは言い難い。
「雨」は「愉快」な人だっているはずですからね。

実は、職人さんなどは、雨が降るとホッとするんです。
仕事がなくなりますからね。
3日続くと大変な事になっちゃいますが。

おっと、これもおかしなジャッジメントですね。