前ちゃん邪魔すんなよ!

人にものを伝えるとき、完全にこちらの意図が伝わることって珍しいです。
いつも、半分ぐらいしか伝わらない気がします。

例えば、活字にしてしまうと、僕の文章って硬いんですけど、話してみるとそうでもないんですよ。
「あ、そんな感じだったんだ」
と思ってもらえるはずです。

これは、活字で見ている印象が作用しているわけですね。
その前提で僕と接するので、ギャップを感じるんです。

この、前提ってやつが曲者でね。
何かやる時、大抵邪魔しているのは、この前ちゃんなんです。

例えば、高校生の時、好きな異性に告白しようとしたことってありますか?

「俺、○○のこと好きなんだけど、お前どう思う?」
「え!マジで!?コクれば?」
「え~~でも、フラれちゃったら立ち直れるかな~~」
「なんだよ根性無し」
「根性無しじゃねえよ!じゃ、コクってやるよ!」
「お~言ったね!聞いたからな」
「わ、分かってるよ!」

ま、こんなんで告白されたら迷惑でしょうが、身に覚えがありますよ。
この段階が一番盛り上がるんだな。

で、告白する前に、
「フラれちゃったら」
って考えている。
この前ちゃんのおかげで、なかなか進めないわけでしょう?

告白する前なんか、思考がグッルグルですよ。
全然結論なんかでない。

当たり前なんですけど、アタックするまで結果なんかわからないんです。
でも、フラれちゃったら、つまり、自分を傷つける結果になったらどうしよう?
って考えているから、前進できませんよね。

日常で、「やらない」という結論に持っていきそうになったら、この前ちゃんが
「しめしめ」
ってほくそ笑んでますよ。

「お前、痛い思いしたくねえだろう?フラれちゃったら、大変な事になるぞ~」
ってイメージさせるわけです。
しかも、怖いことに、ハッキリイメージ出来るんですよ。そっちは。

「上手くいったら世界はバラ色だ~!」
って思える人は、すぐに告白できるんでしょうが、僕みたいな凡人には無理です。

あ、いましたね、前ちゃん。
「僕みたいな凡人」

気を付けたいな~