怖いのはなぜだ!

心にブレーキをかける最大の理由って「怖い」っていう気持ちですね。

これは、ある特定の場面で「怖い」って気持ちを引き出してくるメカニズムがあるから、そうなるって言いますよね。


フロイトの原因論で言えば、過去の何かに原因がある。

例えば、幼稚園での発表会で大失敗してしまったとか、小学校の授業で発表したら笑われたとかね。
それがトラウマになっていて、似たような場面で引き出される。

こんな感じですかね。


アドラーの目的論で言えば、これから必要とするものを得るために感情を引き出す。

例えば、「怖い」と思うことで、体を緊張状態にしなくてすむ。
プレッシャーを感じず、いつも通りのリラックスした状態が手に入る。心配してもらえたり、助けてもらえたりする。

そんな感じですかね。


どっちにしろ、ブレーキがかかるわけです。
リミッターが働いちゃうんです。


それはなぜか?

「怖い」という概念を持っているからです。
もうね、そもそも論を言い出すと、これが原因なんですよ。

何かの場面で「怖い」と感じるのは、「心の状態」ですよね。
「体の状態」ではありません。

つまり見えない。

目で見たものを疑えとは言いましたが、見えないものを信用しろって事じゃないんです。


例えば、体から血が出ていたら、どうするでしょうか?
とりあえず止血しますよね?

でも、心の状態は、「何が原因か?」とかって言いだすわけですよ。
手当もしないで、原因究明しようとするんです。

しかもその原因ってのが「怖いという概念を持っているから」って・・・
身もふたもないですよ。


じゃ、心の手当っていったい何なのか?
「癒し」じゃないんですよ。

「快」なんです。
しかも、この「快」には強弱がありますよね?


「怖いことを克服した自分」を想像してみてください。
どんなに強く「爽快な気分」を味わえるか。


これこそが、心の手当てなんですよ。

つまり、怖いって思ったりして、ブレーキがかかったとき、チャンスだってことです。